2022.04.25
サンプルシナリオ WinActor制御
タスクスケジューラで条件に合致する場合のみ処理を実行するサンプルシナリオ

タスクスケジューラで定期的にbatファイルを起動し、指定のフォルダにファイルが存在する場合はシナリオを実行するサンプルシナリオとなります。

タスクスケジューラで、条件に合致する場合のみWinActorシナリオを起動する方法の学習に利用することができます。

本サンプルシナリオをダウンロードする前にこちらの注意事項を必ずご確認ください。

サンプルシナリオ概要

はじめに

タスクスケジューラで条件に合致する場合のみ処理を実行するサンプルシナリオ(以降、本サンプルシナリオ)について説明します。

注意事項

本サンプルシナリオ利用時の注意事項はこちらです。

本サンプルシナリオの概要

本サンプルシナリオは、以下の処理を行います。

  • タスクスケジューラで定期的にファイル存在チェック.batを実行し、処理対象ファイルが存在するか確認します。
  • 処理対象ファイルが存在する場合、シナリオ起動連携ファイル.vbsを実行します。
  • シナリオで入出力を行うフォルダの存在チェックを行います。
    フォルダが存在しない場合はシナリオを終了します。
  • 以下の処理を繰り返し実行します。
    • 指定フォルダの先頭ファイルのファイル名を取得します。
      ファイル名が取得できなかった場合、繰り返し実行を終了します。
    • 取得したファイルの更新日時を取得します。
    • 取得したファイル名とファイルの更新日時をテキストファイルに追記します。
    • 取得したファイルを退避用フォルダに移動します。

使用するWinActorモジュール

本サンプルシナリオでは、以下のWinActorモジュールを使用します。

  • ノード/ユーザ/待機ボックス
  • 01_WinActor制御/02_シナリオ制御/シナリオ停止.ums6
  • 07_文字列操作/03_連結/文字列の連結(4つ).ums6
  • 13_ファイル関連/01_テキストファイル操作/テキストファイル追記.ums6
  • 13_ファイル関連/02_ファイル操作/ファイル移動.ums6
  • 13_ファイル関連/04_ファイル一覧/先頭ファイルの取得.ums6
  • プチライブラリ/フォルダの存在チェック
  • プチライブラリ/指定したファイルの更新日時を取得するライブラリ
    (プチライブラリはこちらからダウンロードできます)

動作確認環境

本サンプルシナリオは以下の環境で動作確認しています。

  • Windows 10、WinActor 6.3.2
  • Windows 10、WinActor 7.3.1

本サンプルシナリオの使い方

本サンプルシナリオの実施方法は以下の通りです。

Step1.サンプルシナリオの読み込み

ダウンロードしたサンプルシナリオのZIPファイルを展開し、展開したフォルダに含まれている本サンプルシナリオをWinActorで読み込みます。

Step2.動作に必要な変数を設定

本サンプルシナリオを実行するために必要な値を、変数一覧で設定します。
以下の変数を必要に応じて設定・変更してください。

  • 確認用フォルダ名
    • 対象ファイルの存在チェックを行うフォルダ名を指定してください。
      例) 確認用フォルダ
  • 退避用フォルダ名
    • 処理済みのファイルを退避させるフォルダ名を指定してください。
      例) 退避用フォルダ
  • 確認結果台帳ファイル名
    • 処理結果を書き込むファイル名を指定してください。
      例) 確認結果台帳.txt

    12904_input1.png
    変数一覧画面

    Step3.シナリオ起動連携ファイル.vbsの設定

    シナリオ起動連携ファイル.vbsを編集で以下の通り設定します。
    ①起動するWinActorのファイルパスを絶対パスで指定します。
    ②起動するサンプルシナリオのファイルパスを絶対パスで指定します。

    12904_input2.png
    シナリオ起動連携ファイル.vbsの設定変更

    Step4.ファイル存在チェック.batの設定

    ファイル存在チェック.batの設定を編集で以下の通り設定します。
    ①ファイル存在チェックを行いたいフォルダ名を指定します。
    ②Step3で設定したvbsファイル名を指定します。

    12904_input3.png
    ファイル存在チェック.batの設定変更

    Step5.タスクスケジューラの設定

    定期的にbatファイルが実行されるようにタスクスケジューラの設定を行います。
    1.タスクスケジューラの起動
    [コントロールパネル]から[システムとセキュリティ]をクリック、[管理ツール]をクリックし、[タスクスケジューラ]をダブルクリックします。

    2.タスクの作成
    ①[タスクの作成]画面を開く
    画面左側で[タスクスケジューラライブラリ]フォルダを選択し、画面右側の[操作]メニューから、[タスクの作成]をクリックします。

    ②全般タブ設定
    [タスクの作成]画面で以下の通り設定します。
    ・[名前]にタスクの名前を入力します。
    ・[ユーザーがログオンしているときのみ実行する]を選択します。
    ・[最上位の特権で実行する]チェックボックスにチェックを入れます。
    ・[OK]を押します。

    12904_input4.png
    全般タブの設定


    ③トリガータブ設定
    タスクの作成で[トリガー]タブをクリックし、[新規]ボタンをクリックします。
    [新しいトリガー]画面が表示されたら、以下を参考に設定し、[OK]を押します。
    ・[設定]枠内の[毎日]を選択します。
    ・[詳細設定]枠内の[繰り返し間隔]をチェックし、プルダウンで[5分間]を選択します。
    ・[詳細設定]枠内の[継続時間]プルダウンで[1時間]を選択します。
    ・[詳細設定]枠内の[繰り返し継続時間の最後に実行中のすべてのタスクを停止する]をチェックします。

    12904_input5.png
    トリガータブの設定


    ④操作タブ設定
    タスクの作成で[操作]タブをクリックし、「新規」ボタンをクリックします。
    [新しい操作]画面が表示されたら、[プログラム/スクリプト]に「ファイル存在チェック.bat」のパスを設定し、[OK]を押します。

    12904_input6.png
    操作タブの設定



    ⑤タスクの作成画面を閉じる
    タスクの作成で「OK」をクリックして、タスク作成画面を閉じます。

    Step6.サンプルシナリオの実行

    タスクスケジューラに設定した5分後にbatファイルが起動し、WinActorが自動起動した後、シナリオが実行されます。

    Step7.サンプルシナリオの終了後の確認

    • シナリオ実行前は「確認用フォルダ」内にあったファイルが「退避用フォルダ」に移動し、「確認結果台帳.txt」に処理結果が書き込まれていることを確認してください。
    • WinActorが閉じられていることを確認してください。

    トラブルシューティング

    本サンプルシナリオでは、変数指定が不十分であった場合、エラーメッセージが出力されます。
    詳細については、エラーメッセージ一覧を参照してください。

    サンプルシナリオ解説

    本サンプルシナリオで使用している実装テクニックについて解説します。

    1.本サンプルシナリオの構成

    本サンプルシナリオは、以下の通り構成されています。
    1.タスクスケジューラ⇒2.batファイル⇒3.vbsファイル⇒4.WinActorシナリオ

    1.タスクスケジューラ
    タスクスケジューラを使用することで定期的に処理を実行することができます。
    本サンプルシナリオでは、1時間を継続時間として、5分おきにbatファイルを実行しています。
    タスクスケジューラで指定した時間内にユーザが指定した確認用フォルダにファイルを入れると、シナリオが実行されることが確認できます。

    2.batファイル
    batファイルを使用してファイルの存在チェックを行っています。
    batファイルを使用することで都度WinActorシナリオを開く必要がなくなり、短時間でファイルの存在チェックを行うことができるとともに、
    必要な時だけ処理を実行することができます。
    本サンプルシナリオでは、確認用フォルダにファイルが1つでも存在する場合、vbsファイルを実行します。
    また、実行時にログファイルの作成・追記を行うことで、batファイルが定期的に実行されていることを確認できます。

    3.vbsファイル
    vbsファイルでWinActorの起動とシナリオを実行します。
    vbsファイルを編集することで、使用するWinActorと実行するシナリオを変更することができます。

    4.WinActorシナリオ
    WinActorシナリオでは、指定フォルダで先頭ファイルのファイル名と更新日時を取得し、テキストファイルに追記します。
    上記の処理後に退避用フォルダにファイルを移動し、指定フォルダにファイルが存在する間は処理を繰り返します。

    2.シナリオ・batファイルの変更例

    シナリオやbatファイルを変更することで、以下のような操作が可能です。

    • シナリオの変更にて、受信したファイル情報をExcelに転記し、受信したファイルを処理済みフォルダに移動
    • batファイルの変更にて、指定のファイルの更新日をチェックし、更新されている場合はシナリオを実行

    変更履歴

    版数日付修正内容
    版数
    1.0版
    日付
    2022/4/25
    修正内容
    初版

    本サンプルシナリオをダウンロードする前にこちらの注意事項を必ずご確認ください。

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