WinActor

WinActor 詳細機能

このページではWinActorの詳細な機能情報を紹介します。
WinActorの基本情報(特徴や主な機能)は「WinActorとは」のページをご覧ください。
各バージョンのアップデートの詳細や製品のライフサイクル情報は、ページ上部の「アップデート情報」もしくは「WinActor 製品資料一覧」をご覧ください。


WinActor 機能紹介

WinActorの詳細機能をご紹介します。
Ver.7.6で新しく追加された機能にNEW!!UPDATE!!を付けています。

生成AI連携機能

      
UPDATE!! ひな形作成

この機能はVer.7.5で搭載されましたが、Ver.7.6でさらに進化しました。生成AIが作成したシナリオのひな形を、対話形式で何度も修正したり、追加の指示を出したりすることで、業務フローに合致するシナリオへと細かくブラッシュアップできます。
さらに、生成AIによって自動設定された変数などがヒントとして表示されるため、各ライブラリの設定に迷うことなく、スムーズに作業を進められます。
この直感的なアシスト機能により、シナリオの作成にかかる工数を大幅に削減し、業務自動化を促進します。

WinActor Ver.7.6_新機能動画シリーズ「ここまで変わる!劇的に進化した対話形シナリオひな形作成」[3:08]
UPDATE!! 画像分析

新たに画像認識AIとの連携が可能になりました。
生成AIに指示を出すだけで、画像内に含まれるさまざまなデータをAIが理解し、抽出できるようになります。
たとえば、領収書の画像から日付や金額を読み取ったり、注文書の画像から商品名を抽出したりといったことが可能です。
抽出したデータは、そのままシステムに転記したり、Excelファイルに保存したりと、業務に合わせて柔軟に活用できます。
これにより、これまで自動化が難しかった非定型業務にも適用範囲が広がり、より多くの手作業をRPAに任せられるようになります。

WinActor Ver.7.6_新機能動画シリーズ「画像認識AIの衝撃!紙媒体の活用に"新たな発見"を!」[4:16]

NEW!! 帳票作成の簡単化

生成AI連携して、さまざまなフォーマットの帳票を読み込ませることで、帳票内の値や表のフォーマットを意識することなく、簡単にシナリオ作成できるようになりました。
また帳票操作用の専用ライブラリによって、多数の帳票処理をこれまでより高速に処理することができるようになりました。
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問い合わせ対応

シナリオから生成AI(OpenAIやAzure OpenAI)を呼び出し、生成AIの応答を利用するサブシナリオを提供します。

WinActor 生成AIでお問い合わせ対応を自動化 ~生成AIとの連携が可能にする柔軟な自動化~[1:46]

シナリオ作成支援機能

UPDATE!! 画像マッチング

発売当初より、指定した画像を画面上から探してクリックなどのマウス操作を行う「画像マッチング機能」を提供してきました。
この機能を活用することで、自動化したい業務を直感的に部品化することが可能です。
Ver.7.6では、ユーザーの操作に応じて画像マッチングノードを生成する専用のモードとなる、「画像マッチングモード」を新たに搭載しました。
これにより、画像マッチングノードを連続的に用いたシナリオを、従来よりも迅速かつ簡単に作成できるようになります。
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UPDATE!! 同梱ライブラリのPython化

VBScriptが非推奨になった後も、WinActorの豊富なライブラリは引き続き利用可能です。
Ver.7.6では、従来のVBScriptによる同梱ライブラリをPythonで再構築したライブラリとして提供します。
さらに、「ライブラリ最新化機能」により、シナリオファイル内で使用されているVBScriptベースの同梱ライブラリを、Pythonによるライブラリへと最新化することができます。
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自動記録機能

ユーザーのPC操作を記録し、その内容をもとにシナリオを自動生成する機能を提供しています。
録画ボタンを押して操作を行うだけで、必要なフローが自動的に作られるため、シナリオを一から作成する必要がありません。
また、生成されたシナリオは後から編集や追加が可能で、柔軟に調整することができます。

WinActor 自動記録機能のご紹介 ~操作を記録してシナリオ完成~[2:58]

シナリオ作成ガイド

ガイドに従って設定を進めるだけでシナリオを作成できる「シナリオ作成ガイド」機能を提供しています。
ガイドの指示に沿って入力と出力を指定するだけでシナリオが自動的に作成されるため、シナリオ作成に不慣れな方でも簡単に取り組むことができます。
また、シナリオ作成によく使用される部品を一覧で確認できるため、必要な部品をスムーズに選択することができます。

WinActor シナリオ作成ガイド機能のご紹介 ~どこから?何から?をステップバイステップで!~[3:31]

連携機能

UPDATE!! Box連携

Boxを利用した業務にも対応し、ファイルのアップロード・ダウンロードおよびBox上での検索やタグ設定を行うサブシナリオを提供します。
Ver.7.6では、サインインの認証方式に「JWT認証」と「クライアント資格情報許可を使用したOAuth2.0認証」を追加します。

Microsoft 365対応

Microsoft 365 Web版のOfficeアプリを利用する業務を自動化できるようになります。利用方法として以下の2種類の方式を追加しました。

  • サブシナリオ方式:Microsoft 365 Web版のOfficeアプリ(Excel、Word)をブラウザで操作できます。
  • API利用方式:Microsoft Graph APIによりOneDrive上のExcelファイルを操作できます。

Google Workspace対応

Google Workspaceのアプリを利用する業務を自動化できるようになります。利用方法として以下の2種類の方式を追加しました。

  • サブシナリオ方式:Google Workspaceのアプリ(ドライブ、スプレッドシート、カレンダー)をブラウザで操作できます。
  • API利用方式:Gmailを利用してメールの送受信ができます。

API連携について詳しく知りたい方はこちら

シナリオ運用・保守の効率化機能

New!! シナリオ差分表示

Ver7.6で追加されたこの新機能では、複数シナリオ間の差分を視覚的に表示できるようになりました。
比較対象のシナリオから変更された点や追加された点が、色枠で明確にハイライトされます。
これにより、どこがどう変わったのかが一目で分かり、変更の見落としを防止できるようになりました。シナリオの運用管理を容易にし、シナリオの品質向上や保守の負担を軽減します。

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New!! シナリオフォーマットチェック

チェック対象項目を選択することで、作成したシナリオの不要な設定や環境依存箇所を検出・表示することができます。
シナリオ作成後のチェック作業を効率的に行うことができるようになります。

シナリオ編集補助

Webページを使った作業を自動化している場合、ページのデザインや構成が変更されると、それに応じてシナリオを修正する必要があり、どの項目が変更されたのかを手作業で確認する必要がありました。
「シナリオ補助機能」では、Webページに変更があった際に修正案を提示するボタンが追加されます。
この機能を活用することで、変更箇所の確認作業が不要になり、シナリオの修正を短時間で行えるようになります。

WinActor Webページデザイン変更時の修正候補リコメンド ~シナリオ実行中でも安心~[2:18]

ヘルプ機能

ハンズオントレーニング

WinActorをより楽しく学んでいただくため、ストーリー形式による「作ろう!ハンズオントレーニング」を提供しています。
シナリオ作成の基本から、実践的・応用的な操作までを、「宇院(ういん)さん」と「増田(ますた)先輩」という二人の登場人物とともに体験しながら学習できます。
「つまずかない、つまずいても転ばない」ための基礎力を養うことで、カスタマーサクセスの実現を支援します。

同梱サンプルシナリオ

WinActorの理解を深めるための学習用サンプルシナリオと、業務シナリオ作成時の参考となるサンプルシナリオを提供しています。
これらのサンプルシナリオには、ようこそ画面からアクセス可能です。
豊富なサンプルシナリオにより、皆様の業務自動化に向けたシナリオ作成を支援します。
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マニュアルやFAQの整備

インターネット上に公開されているマニュアルやFAQに、時間や場所に関係なくアクセスし、トラブル時の疑問等を自分のタイミングで解決できます。
また、最新のマニュアルやFAQを眺めることで、自分がまだ気づいていなかった便利な情報や機能にも出会えます。
マニュアル:https://winactor.biz/use/manual.html
FAQ:https://faq.winactor.biz/winactor_jp/

多言語対応とグローバル展開

表示言語切替(日本語/英語)

普段日本語でWinActorを利用している環境でも、メニュー選択だけで英語に切り替えられるため、
同じライセンスでグローバル社員の方などもすぐにWinActorを利用できます。
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New!! 英語版マニュアルのウェブ掲載

Ver.7.6より、英語サイトのマニュアルページにWinActorの各種 英語版マニュアルを掲載しました。
海外からの利用者やグローバル社員の方など多様なユーザー層を幅広くサポートします。

リリースノート
WinActorの最新バージョンの追加機能の詳細は、以下の「DOWNLOAD」ボタンのリリースノートよりご確認ください。
DOWNLOAD


WinActor 動作環境
ノードロックライセンス、フローティングライセンスのクライアント端末の動作環境をご紹介します。

WinActor Ver.7.6

ソフトウェア環境条件(必須)
オペレーティングシステム

Microsoft Windows 10 Pro, Microsoft Windows 11 Pro, Microsoft Windows Server 2016, Microsoft Windows Server 2019, Microsoft Windows Server 2022, Microsoft Windows Server 2025

実行環境

Microsoft .NET Framework 4.8以上

ハードウェア推奨環境
ディスプレイ

FHD(1920×1080)が表示可能であるもの

サウンド

シナリオ中で音を出すためのサウンド機能(スピーカを含む)
※音機能を使わない場合には不要

推奨CPU

Core i3-6100(2コア 3.7GHz)以上のx86またはx64プロセッサー

ハードディスク

空き容量 3.0GB以上

メモリ

2.0GB以上

自動化対応ツール
Webブラウザ

自動記録 / 自動操作対応:Google Chrome, Mozilla Firefox, Microsoft Edge(Chromium版)
Chrome/Edgeを利用する場合、Ver.100以降をご利用ください。Firefoxを利用する場合、Ver.96以降をご利用ください。

アプリケーション

WinActorでは、処理の自動実行時に外部ファイルから読み込んだ値をシナリオ中で利用する変数に格納したり、実行結果を外部ファイルに書き出したりすることができます。
外部ファイルの形式には、CSV 形式とExcel 形式(拡張子がxls, xlsx, xlsm)を利用できます。
Excel 形式を利用する場合は、Microsoft Office Excel 2016, 2019, 2021, 2024 のいずれかをインストールする必要があります。

制約事項
互換性について

WinActorVer.6のシナリオファイルを読み込んだ後にWinActorVer.7で保存すると、保存したファイルの拡張子はums7となります。

WinActorノート及びWinActorEyeを利用する場合の注意事項について

Ver.7からウィンドウ枠の影の有無に影響されずに座標を取得する方法に変更しました。
Ver.7.1以前に作成したWinActorEyeのシナリオではウィンドウ枠の影の影響を受ける場合があります。
この問題を回避するためには、ウィンドウ枠に影を付けない設定で、Windowsを使用することをご検討ください。

WinActorの価格(年間ライセンス料、税込)

WinActor Ver.7

ノードロックライセンス
フル機能版:メーカー希望小売価格 1,098,680円(税込)
実行版:メーカー希望小売価格 300,080円(税込)

フローティングライセンス
フル機能版:オープン価格
実行版:オープン価格
管理実行版:オープン価格

WinActor 製品一覧

お問い合わせ

お見積りや製品デモなどのお問い合わせは、直接、販売代理店へお問い合わせください。

※ お問い合わせの際は、
「よくあるご質問(FAQ)」をご確認ください。

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