WinActor

WinActorにおけるAPI連携について

WinActorではAPIによる連携が可能です。
このページではWinActorとAPI連携の関係性について説明しています。


API連携とは

そもそもAPI連携とは?
API(Application Programming Interface)
とは、機能とデータを公開しているアプリケーションAと、その機能とデータを使いたいアプリケーションBを繋ぐ窓口のようなものです。

どうやって使うもの?
APIを使う方法はいくつかありますが、今回はHTTPを利用したAPIについて説明します。
HTTPを利用したAPIは、特にREST APIと呼ばれます。REST(Representational State Transfer)とは、平たく言えば「リソース(必要な容量や処理速度)ごとにURLを持つ設計」のことを指します。パソコン上のファイルパスと同じような構造と考えてみてください。

つまりAPI連携って何?
HTTPを使って、特定のサービス上のファイルや情報を読み込んだり、アップロードしたりして操作することと定義します。
WinActor的な表現で言えば、HTTPライブラリを利用したシナリオのことになります。

WinActorシナリオ ユーザ情報取得処理(HTTP)APIを通してサービスシステムからユーザ情報を取得。WinActorでユーザ登録処理(HTTP)APIを通してサービスシステムに新しいユーザ情報を登録



API連携の必要性

なぜAPI連携を使うのか?
API連携を使う理由は、とにかくシナリオの動作が安定することに尽きます。
サービスと連携する方法はいくつかありますが、API連携でシナリオを作成してしまえば、その後サービスの画面が更新されたり、バージョンアップしたりしてもシナリオを更新することなく使い続けることができます。

サービス連携の種類
WinActorでは他のサービスと連携する方法がいくつか存在します。

①画面操作による連携 ブラウザ操作ライブラリでウェブページ上のボタンやフォームを操作する方法。②ファイル操作による連携 シナリオで作成したファイルを所定の場所に配置することで連携する方法。③APIによる連携 シナリオとサービスをHTTPで連携する方法



①画面操作による連携

画面操作による連携は、普段から利用している画面をシナリオで実現するので直感的にわかりやすく、また操作の記録機能などである程度自動でも作れるというお手軽さが魅力です。

①画面操作による連携 メリットはわかりやすい。人間の操作を再現するだけでOK。デメリットは画面が新しくなると使えなくなることがある。



②ファイル操作による連携

BoxやGoogleDriveなど、主にファイル共有サービスなどで使われる連携方法です。WinActorシナリオとの親和性が高く、シナリオ作成が可能です。

②ファイル操作による連携 メリットはシナリオ化が簡単。ファイル操作は得意分野。デメリットは利用できるサービスがかなり限定される。



③APIによる連携

API連携は、①②のような人間が操作するやり方を真似するのではなく、アプリケーションのためのやり方を実現することで連携するため、とにかく動作が安定します。

③APIによる連携 メリットはとにかく安定。画面やバージョンが新しくなってもちゃんと動く。デメリットはちょっと難しい。



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さらに詳しい情報が知りたい方は、こちらのダウンロードボタンよりご確認ください。

WinActorにおけるAPI連携サービス連携の活用方法
~目次~
・API連携の概要
・API連携を試す
・JSON概要
・シナリオ応用① REST APIの階層構造
・シナリオ応用② JSON配列
・API連携実践編 DocuSign連携の紹介

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