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WinActorのSSHライブラリを使用し、Raspberry Piに接続して、LEDライトを点灯/消灯するサンプルシナリオ(以降、本サンプルシナリオ)について説明します。
本サンプルシナリオは、以下の処理を行います。
本サンプルシナリオでは、以下のWinActorモジュールを使用します。
本サンプルシナリオのドキュメントは、以下の技術レベルのユーザを対象としています。
本サンプルシナリオは以下の環境で動作確認しています。
本サンプルシナリオの使い方は以下の通りです。
本サンプルシナリオは、WinActorの動作するPCとRaspberry PiをSSHで接続し、GPIO経由でLEDライトを点灯/消灯するサンプルシナリオです。
そのため、予めRaspberry PiとRaspberry PiのGPIOに接続して動作するLEDライトをご用意ください。
ご用意いただいたRaspberry PiとLEDを以下を参考に接続し、起動してください。
ダウンロードしたZIPファイルを展開し、展開したフォルダに含まれている本サンプルシナリオをWinActorで読み込みます。
本サンプルシナリオを実行するために必要な値を、変数一覧で設定します。
事前に設定が必要な変数は下記の5つです。
タイムアウト値と実行結果出力先については、初期値のまま実行しても問題ありませんが、タイムアウト秒数を指定する場合や実行結果の出力先ファイルの設定する場合、以下の変数の値を変更してください。
WinActorで本サンプルシナリオを実行します。 選択ボックスから、動作内容(点灯/消灯)を選択してください。どちらかを選択後、コマンドが実行されます。
テキストファイル書き込みまで完了すると、本サンプルシナリオは終了します。
実行したコマンドが、テキストファイル書き込みライブラリのファイル名で指定したファイルに出力されています。
pi@raspberrypi:~$ gpio -g mode 14 out
pi@raspberrypi:~$ gpio -g write 14 1
pi@raspberrypi:~$ gpio -g write 14 0
本サンプルシナリオでは、接続ミスや変数指定が不十分であった場合、エラーメッセージが出力されます。
詳細については、エラーメッセージ一覧を参照してください。
本サンプルシナリオで使用している実装テクニックやサンプルシナリオの拡張例について説明します。
本サンプルシナリオでは、変数一覧で設定した値を用い、SSH接続をしています。
SSHツールライブラリの設定方法については、「WinActorノート 端末機能シナリオ作成マニュアル」を参照してください。
SSHでRaspberry Piにログインするためには下記の情報が必要です。
本サンプルでは、SSH通信でRaspberry Piにログインし、GPIOコマンドを使ってRaspberry Piを操作します。
SSH通信の利用が終了したら、SSH接続を終了します。
Raspberry PiでGPIOコマンドを使って操作をする場合、基板上に並んだ40本(旧モデルでは26本)のピンの中で、GPIO xx と記載されているピンが実際のデータの入出力の操作で使用できます。
コマンドラインから、"gpio"コマンドでGPIOを操作することが可能で、下記のコマンドを用いることで、GPIOの状態がわかります。
"Mode"の部分に現在のピンのモード(IN/OUT)が、"V"の部分にピンの値(1ならON、0ならOFF)が表示されます。
本サンプルで使用するGPIOコマンドを解説します。
① gpio -g mode 14 out
② gpio -g write 14 1
③ gpio -g write 14 0
本サンプルシナリオではGPIOを出力モードとして、GPIOへ値を書き込むことでLEDライトの点灯/消灯を制御しています。
発行しているGPIOコマンドを変更し、GPIOの値を読み取ることでGPIOに接続された機器の状態を取得することが可能です。
GPIOの値を読み取る際に使用するGPIOコマンドを解説します。
① gpio -g mode 14 in
② gpio -g read
本サンプルシナリオとの組み合わせにより、例えばGPIOに接続されたセンサの状態を読み取り、状態に応じてLEDライトの点灯/消灯を制御するシナリオの作成が可能です。
版数 | 日付 | 修正内容 |
---|---|---|
1.0版 | 2020/03/30 | 初版 |
1.1版 | 2023/6/12 | ・注意事項を削除 ・ファイル名を「SS2003_9264_RaspberryPiOperation_1.0.1.zip」に変更 |
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