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WinActorのHTTPライブラリを使用して、multipart/form-dataのBodyを構築してHTTPでのPOSTメソッドを実行するサンプルシナリオ(以降、本サンプルシナリオ)について説明します。
本サンプルシナリオは、以下の処理を行います。
本サンプルシナリオでは、主に以下のWinActorモジュールを使用します。
本サンプルシナリオのドキュメントは、以下の技術レベルのユーザを対象としています。
本サンプルシナリオは以下の環境で動作確認しています。
本サンプルシナリオの使い方は以下の通りです。
本サンプルシナリオの動作を簡易的に行えるように、サンプルWebサーバを同梱しています。 サンプルWebサーバーの起動にはPython 3.6.3が必要となりますので、別途インストールしてください。
ダウンロードしたZIPファイルを展開します。
展開したフォルダに含まれている本サンプルシナリオをWinActorで読み込みます。
本サンプルシナリオを実行するために必要な値を、変数一覧で更新します。
本サンプルシナリオの実行にあたり、事前に設定が必要な変数は下記の3つです。
WinActorで本サンプルシナリオを実行開始します。 HTTPのPOSTメソッドが完了すると、本サンプルシナリオは終了します。
本サンプルシナリオの実行終了後、HTTPのPOSTメソッドの応答内容のWebページがシナリオと同じフォルダに作成されます。 ファイル名は「Response.html」となります。 Webブラウザで開き"HTTP POST OK"とページに表示されていればPOSTに成功しています。 また、ページのPOST Bodyに作成されたBodyが表示されています。
本サンプルシナリオでは、誤ったURLやファイル名/フォルダ名を指定した場合、エラーメッセージが出力されます。
詳細については、エラーメッセージ一覧を参照してください。
本サンプルシナリオで使用している実装テクニックについて説明します。
本サンプルシナリオでは、変数一覧のBodyリストファイルに指定されたCSVファイルから、multipart/form-dataの生成を実現しています。 Bodyリストファイルの値に指定するファイルは以下のフォーマットを指定します。
CSVファイルの1行目は「BodyData,ContentDispositionName,ContentDispositionFileName,ContentType」固定となります。
この行を用いてcsvファイル→変数値.ums6ライブラリで値を取得しています。
2行目以降に転送したい内容をカンマ区切りで入力していきます。(CSVの1レコード当たり1part)
各項目の内容は以下の通りです。(すべての指定が無いレコードが読み込まれた場合、Bodyへの出力は行われません。)
BodyData : 転送したい文字列を指定します。(複数行の文字列の場合、ダブルクォートで文字列を囲み改行します)
例)TEST
ContentDispositionName : データの名前を指定します。空欄の場合はnameが出力されません。(各パートのContent-Dispositionのnameで出力されます)
例)testText
ContentDispositionFileName : データのファイル名を指定します。空欄の場合はfilenameが出力されません。(各パートのContent-Dispositionのfilenameで出力されます)
例)testText.txt
ContentType : データのメディアタイプ(MIMEタイプ)を指定します。空欄の場合はContent-Typeが出力されません。(各パートのContent-Typeで出力されます)
例)text/plain
Bodyファイルは、HTTP.ums6 ライブラリで転送可能になるように、プチライブラリの「文字コードをUTF-8にしてテキストファイルに書き込みをするライブラリ 」を利用して文字コードをShift-JISコードからUTF-8に変換します。
なお、本サンプルシナリオの「Body作成サブルーチン」を適宜必要に応じて変更することで、multipart/form-dataのBodyを変更できます。
本サンプルシナリオでのHTTP POSTメソッドの実行は HTTP.ums6 ライブラリを利用しています。
HTTP.ums6 ライブラリに以下を指定することでmultipart/form-dataのPOST送信を実現しています。
上記のHeaderContentTypeには、「multipart/form-data」と「boundary」およびバウンダリ文字列を指定した値が格納されており、 この文字列は変数一覧のバウンダリを用いてサンプルシナリオの先頭(初期化処理グループ)で作成しています。
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・ums7
・ums7
WinActorから、チャットサービス「Slack」に対して通知やファイル送信を行い、Slackからの応答を受信するサンプルシナリオです。
詳しくはこちら・ums7
・ums7
WinActorから、チャットサービス「Teams」に対して通知やファイル送信を行い、Teamsからの応答を受信するサンプルシナリオです。
詳しくはこちら「DocuSign」とAPI連携し、署名グループのユーザをCSVファイルの内容に従って更新するサンプルシナリオになります。
詳しくはこちら「DocuSign」とAPI連携し、署名グループごとのユーザ一覧をCSV形式でダウンロードするサンプルシナリオになります。
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