本コンテンツをダウンロードする前にこちらの利用条件を必ずご確認いただき、内容に同意をしたうえでダウンロードしてください。 また、"コンテンツの利用条件"は下のボタンからダウンロードし、お手元で保管してください。
指定したフォルダ内の指定した条件(拡張子等)に合致するファイルのうち、古いファイルに対して処理を行うサンプルシナリオ (以降、本サンプルシナリオ) について説明します。
本サンプルシナリオは、以下の処理を行います。
本サンプルシナリオで処理対象となるフォルダは、指定されたフォルダのみで、指定されたフォルダに存在するサブフォルダは処理対象に含まれません。
また、処理対象となるファイルは、変数一覧内のファイル検索条件に指定された検索条件と一致するファイルになります。
2つ目の選択ボックスで「ファイル名に含まれる日付」が選択された場合は、ファイル名から日付を取得するため、検索条件と一致してファイル名が特定の形式である必要があります。
ファイル名の形式は、本サンプルシナリオの制約事項をご覧ください。
以下のような状態にて有効に活用することが可能です。
ファイル名に日付をつけて、更新時にバックアップを作成するなどの管理を行っている際に利用(AAAの古いExcelファイルを削除)
ファイル検索条件に「AAA*」を指定、比較対象となる日付に「ファイル名に含まれる日付」を選択、ファイルに行う処理に「削除」を選択
指定されたフォルダに存在するファイル:
①AAA_20200101.xlsx
②AAA_20200102.xlsx
③AAA_20200201.xlsx
④BBB_20200201.xlsx
⑤BBB_20200301.xlsx
1.指定されたフォルダ内からファイル名の先頭がAAAとなっている①~③のファイルパスを取得します。
2.①~③のファイルパスから日付を取得します。
3.ファイルパスと取得した日付をカンマ区切りで結合し、①、②、③のファイル情報として配列に保存します。
①のファイル情報は、AAA_20200101.xlsx,20200101となります。
②のファイル情報は、AAA_20200102.xlsx,20200102となります。
③のファイル情報は、AAA_20200201.xlsx,20200201となります。
4.取得した日付の比較を行い、最新の日付である2020201を変数に保存します。
5.配列に保存した②と③のファイル情報を配列から取得し、変数に保存した20200201と後方一致で比較します。
6.①と②のファイル情報は比較した結果が一致しなかったので、①と②のファイルを削除します。
本サンプルシナリオでは、以下のWinActorモジュールを使用します。
本サンプルシナリオは以下の環境で動作確認しています。
ファイル名に含まれる日付を比較対象の日付とした場合、以下の制限があります。
①AAA_20200101.xlsx
②AAA_20200102.xlsx
③BBB_20200201.xlsx
④BBB_20200202.xlsx
⑤CCC_20200301.xlsx
⑥CCC_20200302.xlsx
本サンプルシナリオの実施方法は以下の通りです。
ダウンロードしたサンプルシナリオのZIPファイルを展開し、展開したフォルダに含まれている本サンプルシナリオをWinActorで読み込みます。
本サンプルシナリオを実行するために必要な値を、変数一覧で設定します。
以下の変数を必要に応じて設定してください。
本サンプルシナリオを正常に実行するために必要な値が、変更されていないことを確認します。
以下の変数が変更されていないことを確認してください。
WinActorで本サンプルシナリオを実行します。
変数一覧内の検索対象フォルダ名に指定したフォルダ内から、変数一覧内のファイル検索条件に指定した検索条件と一致する古いファイルが削除されていることを確認してください。
変数一覧内の移動先フォルダに指定したフォルダ内に、変数一覧内のファイル検索条件に指定した検索条件と一致する古いファイルが存在することを確認してください。
変数一覧内の圧縮ファイル名に指定した古いファイルが圧縮されて存在することを確認してください。
本サンプルシナリオでは、変数指定が不十分であった場合、エラーメッセージが出力されます。
詳細については、エラーメッセージ一覧を参照してください。
本サンプルシナリオで使用している実装テクニックについて説明します。
本サンプルシナリオでは、1次元配列系ノードと2つの日時を比較ノードを使用して、最新の日付を持つファイルのパスを取得しています。
1.ファイルパスから日付を取得します。
2.ファイルパスと日付を結合して、ファイルパスと日付を持つファイル情報を作成します。
3.日付を比較して最新の日付を取得します。
■処理対象の日付をファイルの更新日時から取得する場合
■処理対象の日付をファイル名に含まれる日付から取得する場合
4.作成したファイル情報が持つ日付と、取得した最新の日付が同一か比較します。
5.同一でない場合は古い日付となるので、作成したファイル情報が持つファイルパスを対象のファイルパスとします。
本サンプルシナリオでは、選択ボックスノードを使用して任意に変数値を変更し、ファイルへの処理を変更しています。
処理の選択肢を増やしたい場合は、以下の手順を参考にしてください。
例)コピー処理を追加する場合
1.WinAcrtorの変数に「コピー先ファイル名」を追加。
2.古いファイルの処理選択を行う選択ボックスに、新しい選択候補として「コピー」を追加。
3.古いファイルに行う処理を分岐させている分岐グループの右側に、新しい分岐グループを配置。
4.新しく配置した分岐グループの左側にファイル移動ノードを配置し、右側にファイルコピーノードを配置。
5.新しく配置した分岐グループの条件式値1に「処理」を設定し、値2に「値⇒移動」となるように設定。
版数 | 日付 | 修正内容 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
|
|
||||||
|
|
|
本コンテンツをダウンロードする前にこちらの利用条件を必ずご確認いただき、内容に同意をしたうえでダウンロードしてください。 また、"コンテンツの利用条件"は下のボタンからダウンロードし、お手元で保管してください。
ファイルのダウンロード完了チェックを、ファイルの生成検知で行うサンプルシナリオとなります。
詳しくはこちら複数フォルダから検索条件に該当した最新ファイルを別フォルダにコピーするサンプルシナリオとなります。
詳しくはこちら複数フォルダにある検索条件と一致するファイルのうち最新ファイルを別フォルダにコピーするサンプルシナリオとなります。
詳しくはこちらWinActorのファイル関連ライブラリを用いたサンプルシナリオです。フルパスで指定したファイルのファイル名に日付を付与して、フルパスで指定された別フ...
詳しくはこちら