受信メールからWinActorノートを用いて必要な情報を抽出し、Excelで一覧化するサンプルシナリオ

人気v6専用
2019.07.31【20_メール送信(V5)/20_メール関連(V6)】

メール受信機能とWinActorノートを用いて、受信メールから必要な文字列を抽出し、Excelで一覧化するサンプルシナリオとなります。

※本サンプルシナリオをダウンロードする前に、こちらの注意事項を必ずご確認ください。

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受信メールからWinActorノートを用いて必要な情報を抽出し、Excelで一覧化するサンプルシナリオ

受信メールからWinActorノートを用いて必要な情報を抽出し、Excelで一覧化するサンプルシナリオ

はじめに

メール受信機能とWinActorノートを用いて、受信メールから必要な文字列を抽出し、Excelで一覧化するサンプルシナリオ(以降、本サンプルシナリオ)について説明します。

注意事項

本サンプルシナリオ利用時の注意事項はこちらです。

本サンプルシナリオの概要

本サンプルシナリオは、以下の処理を行います。

  • シナリオ実行時に、事前に設定したメール受信設定の情報を元にメールを受信して保存します。
  • 受信したメールからメール状態が「未処理」のメールに対して「送信日」「差出人」「表題」「本文」を抽出して変数に格納します。
  • 変数に格納したメール本文をWinActorノートで読み込み、必要な情報を抽出するための編集加工を行います。
    • 変数に格納したメール本文をクリップボードを用いてWinActorノートに読み込む
    • ブロック検索ツールと編集ツールライブラリを用いて不要な文字列を削除
    • 加工した文字列(必要な情報)を変数に格納
  • 変数に格納した文字列をExcelに転記します。
  • メール状態を「処理済み」に変更します。

使用するWinActorモジュール

本サンプルシナリオでは、以下のWinActorモジュールを使用します。

  • 18_Excel関連/Excel操作(値の設定2).ums6
  • 20_メール関連/03_WinActorメール管理/メール受信.ums6
  • 20_メール関連/03_WinActorメール管理/メールフォルダ同期.ums6
  • 20_メール関連/03_WinActorメール管理/メール情報取得.ums6
  • 20_メール関連/03_WinActorメール管理/メール状態変更.ums6
  • 20_メール関連/03_WinActorメール管理/メール選択.ums6
  • 25_WinActorノート/クリップボードから読み込み.ums6
  • 25_WinActorノート/ブロック検索ツール.ums6
  • 25_WinActorノート/変数に取り込み.ums6
  • 25_WinActorノート/編集ツール.ums6

動作確認環境

本サンプルシナリオは以下の環境で動作確認しています。

  • Windows 10
  • WinActor 6.1.0
  • Microsoft Excel 2019

本サンプルシナリオの使い方

本サンプルシナリオの使い方は以下の通りです。

Step 1. サンプルシナリオの読み込み

ダウンロードしたZIPファイルを展開し、展開したフォルダに含まれている本サンプルシナリオをWinActorで読み込みます。

Step 2. 出力ファイルをディレクトリに配置

本サンプルシナリオには、抽出したメール情報を出力するためのサンプルExcelファイル(sample.xlsx)が添付されています。 このファイルを任意のフォルダに配置します。

Step 3. 変数に出力ファイル名を設定

本サンプルシナリオの実行にあたり、事前に設定が必要な変数は以下の通りです。

  • Excelファイル名
    • Step 2で配置したExcelファイル名を絶対パスで指定してください。

      例) C:\winactor\sample\sample.xlsx

Step 4. 「WinActorデモ用メールサーバ」の起動

※本手順はメールサーバが存在しない環境下で、サンプルシナリオの動作を確認する場合のみ実施してください。

本サンプルシナリオに添付されている、「WinActorデモ用メールサーバ(MailServerForDemo.jar)」(以降、WinActorデモ用メールサーバ)を起動します。 起動の詳細はWinActorデモ用メールサーバの利用を参照してください。

Step 5. メール受信の設定

WinActorの「メール管理」ウィンドウの「メール受信パラメータ設定」から、設定を入力します。

※上記Step 4にて「WinActorデモ用メールサーバ」を起動した場合、WinActorデモ用メールサーバの利用を参照して設定してください。

Step 6. WinActorノート抽出条件の変更

※本手順は上記Step 4を実行した場合は不要となります。

WinActorノートを用いて、受信したメール本文から抽出したい条件を変更します。

Step 7. サンプルシナリオの実行

WinActorで本サンプルシナリオを実行開始します。
受信メールから情報を取得・加工します。

Step 8. サンプルシナリオ実行終了後の確認

抽出した情報がExcelに転記されていることを確認してください。

トラブルシューティング

本サンプルシナリオで利用しているモジュールは、変数に誤った指定をした場合等、エラーメッセージが出力されます。

詳細については、エラーメッセージ一覧を参照してください。

※本サンプルシナリオでは、エラー発生時でもエラーメッセージを出さないような実装をしています。詳細はメール受信処理に対するエラー処理を参照してください。

サンプルシナリオ解説

本サンプルシナリオで使用している実装テクニックについて説明します。

WinActorデモ用メールサーバの利用

WinActorデモ用メールサーバは、本サンプルシナリオの動作を確認するためのモジュールとなります。 WinActorデモ用メールサーバを利用することで、メールサーバが存在しない環境下でもサンプルメールを4件受信することが可能です。 実際のメールサーバを利用する場合、WinActorデモ用メールサーバを利用する必要はありません。

  1. WinActorデモ用メールサーバの起動
    本サンプルシナリオに添付されている、MailServerForDemo.jarを使用して、WinActorデモ用メールサーバを起動します。

    WinActorデモ用メールサーバ起動手順
    ①コマンドプロンプトを起動
    ②以下を参考にコマンドを実行してください。
    コマンド例)
    C:\winactor\WinActor_v610\jre\bin\java.exe -jar C:\winactor\sample\MailServerForDemo.jar
    フォルダ構成
    ・WinActor.exeをインストールしているフォルダ
    C:\winactor\WinActor_v610
    ・MailServerForDemo.jarが格納されているフォルダ
    C:\winactor\sample
    WinActorデモ用メールサーバの起動
    WinActorデモ用メールサーバの起動
  2. メール受信パラメータ設定
    WinActorデモ用メールサーバを利用する場合、以下の通り設定します。

    メール受信パラメータ設定
    メール受信パラメータ設定

    メール管理ウィンドウの赤枠(メール受信パラメータ設定)を押下します。

    接続設定
    接続設定

    接続設定タブで以下の通り設定します。
    ①ホスト名:localhost
    ②ユーザ名:任意
    ③パスワード:任意
    ④認証方式:任意

    保存設定
    保存設定

    保存設定タブで以下の通り設定します。
    ⑤メール保存場所:任意
    ※指定されたメール保存場所に、WinActorメール機能で受信したメールデータが保存されます。

メール本文から必要な情報を抽出するためのWinActorノートによる文字列編集加工

メール本文の情報から必要な情報のみを抽出するため、WinActorノートを用いて以下の手順で編集加工します。

メール本文の編集加工(シナリオ)
メール本文の編集加工(シナリオ)
  1. クリップボードに設定 ①
    変数に格納したメール本文をクリップボードに設定します。

  2. クリップボードから読み込み ②
    クリップボードに設定したメール本文をWinActorノートで新規テキストとして読み込みます。

    クリップボードから読み込み(WinActorノート)
    クリップボードから読み込み(WinActorノート)
  3. ブロック検索ツール ③
    メール本文からキーワード検索し、カーソル移動しています。

    以下のキーワードで検索しています。
    • 「氏名 :」
    • 「電話番号:」
    • 「製品名 :」
    • 「数 量 :」
    • 「単 価 :」
    • 「合計金額:」
    • 「希望納期:」
    • 「納入場所:」
    • 「支払条件:」
    ブロック検索ツール(シナリオ)
    ブロック検索ツール(シナリオ)

    上記のプロパティ指定にて、
    以下、WinActorノートの該当文字列へカーソルを移動しています。

    ブロック検索ツール(WinActorノート)
    ブロック検索ツール(WinActorノート)
  4. 編集ツール ④
    ③でカーソル移動した行から不要な文字列を削除しています。

    編集ツール(シナリオ)
    編集ツール(シナリオ)

    上記のプロパティ指定にて、
    以下、WinActorノートの該当文字列を削除しています。

    編集ツール(WinActorノート)
    編集ツール(WinActorノート)
  5. 変数に取り込み ⑤
    ④で加工した文字列を変数に格納しています。

    変数に取り込み
    変数に取り込み

メール受信処理に対するエラー処理

本サンプルプログラムでは、以下の例外処理グループでエラー表示を抑制してシナリオを終了するように実装しています。

例外処理グループ
例外処理グループ

発生しうるエラーは エラーメッセージ一覧 となりますが、エラー原因によってエラー処理を変えたい場合は以下のような対処をご検討ください。

  • Excelファイルに関するエラー
    サンプルシナリオ先頭で、事前にExcelファイルを開けるかを確認しておく方法があります。

  • メール受信設定に関するエラー
    メール受信設定誤りによるエラーは、本サンプルシナリオでは上記の例外処理グループではなく、最初の「メール受信」処理で検知されます。 最初の「メール受信」処理における例外は「メールフォルダ同期処理」で吸収しています。
    ※ 「メール保存場所」の設定に誤りがあると、ここでエラーメッセージが出ます。 メール受信設定誤りに関するエラー処理を実施したい場合は、本ブロックで実現しやすいです。

  • 処理対象メールが存在しない場合
    上記2つのエラーを事前チェックしておくと、前述の例外処理グループのアクション例外では、新規の受信メールが存在しない(処理対象メールが存在しない)場合の例外を扱う処理ブロックになります。 実現したい業務にあわせて必要な処理を実装してください。

シナリオでのメール受信設定変更

本サンプルシナリオでは、メール受信設定としてWinActor本体での設定を利用しています。 シナリオごとにメール受信設定を変更したい場合は、ライブラリ「20_メール関連/03_WinActorメール管理/メール受信設定.ums6」をご利用ください。

変更履歴

版数 日付 修正内容
1.0版 2019/07/31 初版
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