後続処理の業務を標準化し、自動化に適した内容を洗い出す
専門組織を立ち上げて、会社全体で業務改善の取り組みを支援
AIReadの後続処理の見直し・標準化を行い、RPAを導入して業務の自動化を実現
後続処理の自動化検討に際しては、まずはミスや煩雑化の原因となる作業を特定するため、対象業務全体をフローチャート化し、業務を23のステップに区分けしました。その後、自動化に適した項目を洗い出し、4ステップに対してRPAを適用しました。「わずか4ステップ」の自動化ですが、煩雑化の原因を解消することで、対象業務にかかる時間を50%削減できただけでなく、操作ミスの解消や属人化した業務の標準化も達成しました。
専門の組織を立ち上げ、会社として「本気で」RPA活用の取り組みを支援
社内組織として「AI・RPA推進室」を立ち上げて、会社として本気で取り組むことを示しました。本取り組みは、「営業力強化」と「付加価値」をテーマに掲げて活動をしています。具体的には、社内セミナーの開催やRPA利用の提案・開発、導入効果の検証などを担当し、 会社を上げてマンパワーに頼らない業務改善を支援しています。
16業務にRPAの活用を展開、平均60%を超える業務削減を達成
その成果として、営業部門や管理部門を中心に、書類や資料の作成、入金処理業務など、両社で計16の業務にRPAの活用を展開しました。稼働をほぼゼロにできた業務もあり、平均でも約60%の稼働削減を達成しました。今後も、利用促進のPRや、RPAの維持・管理を最適化する取り組みを継続し、より効果を高めたいと考えています。
※"AIRead"のロゴ及び商品名はアライズイノベーション株式会社の登録商標です
解決のポイント
- POINT01
- 後続処理の業務フローを見直し、業務を標準化・自動化した
- POINT02
- 専門組織を立ち上げて、会社を上げてRPAの活用を支援
- POINT03
- 16業務に展開し、平均60%を超える稼働削減を達成