2020年度8月にリリースしましたVer.7.1では、新たに上級プログラマ向けシナリオ開発環境の提供、RPAが「いつ」「何をしたか」の事後検証を可能とするエンタープライズユース向けのログ出力などが実装されました。また、Ver.6シリーズの機能を完全に移植しました。
シナリオ作成の効率化の機能
上級者プログラマ向け "WinActorScenarioScript" |
WinActor専用のプログラミング言語によるシナリオ開発機能「WinActor Scenario Script」を搭載しました。これは上級プログラマ向け機能であり、普段慣れ親しんでいる一般のテキストエディタを使ったシナリオ開発が可能です。これにより、エンタープライズにおける大規模なシナリオ開発の現場においてもシナリオ間の差分比較や、検索&一括置換などが容易となり、生産性が格段に向上します。 |
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Web上の表情報取得ツール "テーブルスクレイピングライブラリ" |
Webページにある表情報を取得し、複数ページにまたがる場合は順次ページアクセスしながら、取得した表情報を一つのCSVファイルに出力します。Webサイト上の情報を簡単にデータ化することができます。 WinActor Ver.7.1 新機能紹介~テーブルスクレイピングライブラリ~[1:28] |
OCRベースの 画像マッチング機能 |
従来の画像認識機能に新たにスクリーン OCR を搭載します。これにより、これまでの画像マッチングでは難しかった画面中の文字列を起点とした操作の記録や実行が容易になります。より効率的にシナリオの実行精度を高めることが可能になります。 ![]() |
お気に入り機能 |
よく使うノードやライブラリをお気に入りに登録する事が可能になりました。 これにより、毎回ツリーの深い位置にある使用頻度の高いノードを探す必要がなく、スムーズにシナリオ作成をすることができます。 |
シナリオ/タブの追加、及び 一覧表示機能 |
シナリオ及びタブの右側の+をクリックする事により新しいシナリオファイルやタブの追加が可能になりました。 |
シナリオ運用・保守の効率化の機能
オンラインシナリオ管理機能 |
WinActor Manager on Cloud 管理下において、シナリオダウンロードに加え、新たにWinActorからのシナリオアップロードが可能となりました。 |
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管理サーバーへのログ送信 |
WinActor Manager on Cloudとの組合せにより、WinActorがシナリオを実行する際のログをクラウド上に保存することが可能になります。一連の業務自動処理において、WinActorが「いつ」「何をしたか」の事後検証が可能となります。 |