WinActor

2020.10.30
サンプルシナリオ Excel関連
Excelで特定の曜日を強調表示した予定表を作成するサンプルシナリオ

Excel操作(数式を使用した条件付き書式設定(背景色))ライブラリを使用して、特定の曜日や祝日を強調表示した予定表を作成するサンプルシナリオとなります。

土日や祝日、会社固有の休日に色付けした予定表を作成したい場合などに利用できます。
本サンプルシナリオの変数の値を変更することで、任意の月の予定表が作成できます。

本コンテンツをダウンロードする前にこちらの利用条件を必ずご確認いただき、内容に同意をしたうえでダウンロードしてください。 また、"コンテンツの利用条件"は下のボタンからダウンロードし、お手元で保管してください。

サンプルシナリオ概要

はじめに

Excel操作(数式を使用した条件付き書式設定(背景色))ライブラリを使用して、特定の曜日や祝日を強調表示した予定表を作成するサンプルシナリオ(以降、本サンプルシナリオ)について説明します。

本サンプルシナリオの概要

本サンプルシナリオは、以下の処理を行います。

  • 新規にExcelファイルを作成します。
  • 作成したExcelファイルに日付と曜日、予定項目と対象月の日付と曜日が記載された表を作成します。
  • 祝日情報が記載されたシートを作成します。
  • 土曜日と日曜日、祝日を強調表示します。
  • 作成したExcelファイルを保存します。

使用するWinActorモジュール

本サンプルシナリオでは、以下のWinActorモジュールを使用します。

  • ノード/変数/四則演算
  • 07_文字列操作/03_連結/文字列の連結(2つ).ums6
  • 07_文字列操作/03_連結/文字列の連結(3つ).ums6
  • 07_文字列操作/03_連結/文字列の連結(5つ).ums6
  • 18_Excel関連/Excel操作(値の設定)
  • 18_Excel関連/01_ファイル操作/Excel操作(新規作成).ums6
  • 18_Excel関連/01_ファイル操作/Excel操作(上書き保存).ums6
  • 18_Excel関連/02_シート操作/Excel操作(別Bookのシートコピー).ums6
  • 18_Excel関連/03_行列操作/Excel操作(最終行取得 その2).ums6
  • 18_Excel関連/12_書式/Excelの書式設定.ums6
  • プチライブラリ/18_Excel関連/Excelファイルの罫線を引くライブラリ
  • プチライブラリ/18_Excel関連/Excelファイルで行の値を設定するライブラリ
  • プチライブラリ/18_Excel関連/ExcelファイルのAutoFillを行うライブラリ
    (プチライブラリはこちらからダウンロードできます)
  • スイートライブラリ/18_Excel関連/Excel操作(数式を使用した条件付き書式設定(背景色))
    (スイートライブラリはこちらからダウンロードできます)

動作確認環境

本サンプルシナリオは以下の環境で動作確認しています。

  • Windows 10
  • WinActor 6.3.0、7.1.0
  • Microsoft Excel 2019

本サンプルシナリオの使い方

本サンプルシナリオの実施方法は以下の通りです。

Step 1. サンプルシナリオの読み込み

ダウンロードしたサンプルシナリオのZIPファイルを展開し、展開したフォルダに含まれている本サンプルシナリオをWinActorで読み込みます。

Step 2. 祝日情報ファイルの用意

内閣府公式サイトの「国民の祝日について」のページで配布している祝日情報が記載されたCSVファイルを入手します。

Step 3. 動作に必要な変数の設定・変更(任意)

本サンプルシナリオを実行するために必要な値を、変数一覧で設定・変更します。

以下の変数を必要に応じて設定・変更してください。

  • 予定表テンプレートファイル
    • 新規に作成するExcelファイルを絶対パスまたは、相対パスで指定します。
      例) 予定表.xlsx

  • 年月記載位置
    • 対象となる年と月を記載する位置を指定します。
      例) A1

  • 年月
    • 対象となる年と月をyyyy年mm月もしくは、yyyy年m月の形式で指定します。
      例) 2020年4月

  • 書き込む行番号
    • 作成する表の先頭行の位置を指定します。
      例) 3

  • 日付記載列
    • 対象となる月の1日を記載する列を指定します。
      例) A

  • 曜日記載列
    • 1日の曜日を記載する列を指定します。
      例) B

  • ヘッダ行の最終列
    • 表の項目が記載されている最終列を指定します。
      例) C

  • 対象月の最終日
    • 対象となる月の最終日を指定します。
      例) 30

  • 祝日ファイル
    • 祝日情報を作成する場合は、祝日情報が記載されているファイルを絶対パスまたは、相対パスで指定します。
      例) syukujitsu.csv

  • 祝日の先頭行
    • 祝日情報を作成する場合は、祝日情報が記載されている先頭行を指定します。
      例) 1

  • 祝日の列
    • 祝日情報を作成する場合は、祝日情報が記載されている列を指定します。
      例) A

  • コピー先シート名
    • 祝日情報を作成する場合は、予定表テンプレートファイルに追加するシート名を指定します。
      例) 祝日

  • 祝日ファイルのシート名
    • 祝日情報を作成する場合は、祝日情報が記載されているシート名を指定します。
      空の場合はアクティブなシートが選択されます。
      例) syukujitsu

10933_input1.png
変数一覧画面

Step 4. サンプルシナリオの実行

WinActorで本サンプルシナリオを実行します。

Step 5. サンプルシナリオの終了後の確認

変数一覧内の予定表テンプレートファイルに指定したパスのExcelファイルが新規に作成され、Excelファイル内に予定表が作成されていることを確認してください。

トラブルシューティング

本サンプルシナリオでは、変数指定が不十分であった場合、エラーメッセージが出力されます。
詳細については、エラーメッセージ一覧を参照してください。

サンプルシナリオ解説

本サンプルシナリオで使用している実装テクニックについて解説します。

1. 特定の曜日の強調表示

本サンプルシナリオでは、Excel操作(数式を使用した条件付き書式設定(背景色))ノードを使用することで、セルの値を取得せずに特定の日付と曜日に背景色をつけることを可能としています。

10933_input2.png

Excel操作(数式を使用した条件付き書式設定(背景色))ノード使用箇所

土曜日に背景色をつける際の設定例

10933_input3.png

Excel操作(数式を使用した条件付き書式設定(背景色))の設定例

2. 連続データの設定

本サンプルシナリオでは、Excel操作(AutoFill)ノードを使用することで、指定行分の連続データを設定しています。

10933_input4.png

Excel操作(AutoFill)ノード使用箇所

日付の連続データを設定する際の設定例

10933_input5.png

Excel操作(AutoFill)の設定例

変更履歴

版数 日付 修正内容
版数
1.0版
日付
2020/10/30
修正内容
初版
版数
1.1版
日付
2024/1/15
修正内容
・注意事項を削除
・ファイル名を「SS2010_10933_ExcelOperation_CreateCalendarWithHighlights_1.0.1.zip」に変更

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