Salesforce Leadオブジェクトのデータを登録・取得・更新・削除するサンプルシナリオ
はじめに
WinActorのOAuth関連ライブラリを使用して、Salesforce Lightning Platform(以下Salesforceと記載)の Leadオブジェクトを登録・取得・更新・削除するためのサンプルシナリオについて説明します。
本サンプルシナリオの概要
本サンプルシナリオは動作毎に「登録」「取得」「更新」「削除」の4種のサンプルシナリオに分かれています。
各サンプルシナリオ共通の実施動作、使用ライブラリは以下の通りです。
実施する処理
- Excelのファイルを開き、情報を取得します。
- OAuthを使用して、Salesforce のアクセストークン取得します。
- OAuthを使用して、SalesforceのLeadに対してデータの<登録・取得・更新・削除>のいずれかを実施します。
- 使用したSalesforce のアクセストークンを開放します。
使用するWinActorモジュール
各サンプルシナリオでは、主として以下のWinActorモジュールを使用します。
- 99_外部サービス連携/01_OAuth関連/アクセストークンの取得.ums5
- 99_外部サービス連携/01_OAuth関連/アクセストークンの取り消し.ums5
- 99_外部サービス連携/01_OAuth関連/RESTful API実行.ums5
その他のWinActorモジュールについては、各サンプルシナリオの詳細を参照してください。
本サンプルシナリオの想定レベル
本ドキュメントは、以下の技術レベルのユーザを対象としています。
- Salesforce の REST API の使い方について理解している。
- OAuth認証の用語について理解している。
動作確認環境
本サンプルシナリオは以下の環境で確認しています。
- Windows 10
- WinActor 5.3.1
- Microsoft Excel 2016
- Salesforce REST API v44.0
制約事項
- 本サンプルシナリオを実行するためには、Salesforce Lightning Platform Developer Editionにアクセスするためのインターネット環境が必要です。
- 本サンプルシナリオおよびドキュメントは、Salesforce Lightning Platform Developer Edition のアカウントを新規作成した状態を前提に記載されています。
- Salesforce Lightning Platform Developer Editionの利用方法やREST APIの使用、OAuth認証用パラメータの取得方法などは、Salesforce社のドキュメントを参照してください。
- 本サンプルシナリオは WinActor 5.3.1 でサポートされた機能を使用しています。WinActor 5.3.1 より古いバージョンでは動作しません。
各サンプルシナリオの詳細
各サンプルシナリオの使い方等については、以下を参照してください。
Excelファイルに入力されているデータを、SalesforceのLeadオブジェクトに登録します。
SalesforceのLeadオブジェクトからデータを取得し、Excelファイルに格納します。
Excelファイルに入力されているデータを使用し、SalesforceのLeadオブジェクトを更新します。
更新処理の対象データをIDで指定します。更新サンプルシナリオを実施する場合、事前に更新データのIDを把握している必要があります。
Excelファイルに入力されているデータを使用し、SalesforceのLeadオブジェクトを削除します。
削除処理の対象データをIDで指定します。削除サンプルシナリオを実施する場合、事前に削除データのIDを把握している必要があります。
変更履歴
1.0版 |
2019/03/25 |
初版 |
1.1版 |
2023/06/12 |
・注意事項を削除 ・ファイル名を「SS1903_5448_AccessSalesforceLead_1.0.1.zip」に変更 |